私たちの塗り壁左官工事をさかのぼると40年前になります。東京オリンピックが終わった後の高度成長期の建設ブームのころ、左官屋をやっていた叔父の手伝いで塗り壁左官工事を始めたのがきっかけでした。当時、内装は漆喰などの塗り壁が当たり前。クロスは洋間だけという状態でした。最初は、コテを持つこともできず掃除などの雑用ばかりでしたが
「始めたからにはしっかりやろう。」という想いで続けました。
2、3年経つと左官工事も一通り覚え、7年後には
「一級左官技能士」の資格も取り、私たちの左官工事は日本工学院で表彰され新聞にも載るほどになりました。どんな壁にも対応できる技術を身に付けたそのころから「自分自身の責任を持ってより良い仕事がしたい。」と思うようになりました。そして、左官工事を始めてから10年後の昭和62年に個人業として創業しました。創業当時より私たちの仕事を認めてくれるお客様が多く、さらに様々なお客様をご紹介をいただくことができ、今日までやってきております。
左官工事となると目が肥えている「目利き」のお客様が多いため、自分たちの左官工事に対する誇りもあり、決して手を抜くことはできません。なので職人には
「左官工事は完成して誰もが見ることができる仕事だから“お客様も自分も納得できる仕事をしなければならない”。」と常に言い続けています。その甲斐あり、寺社工事等の他の左官屋では対応しづらい工事を依頼されるようになりました。
また、職人の教育に関しては、他のリフォーム同様左官業も他人の家に入って生活しながらの工事になることが多いため、マナーには特に気をつけています。おかげ様で今までも仕上がり、マナーともにクレームをいただくことなく行ってくることができております。
現在は、二代目が職人の先頭に立っており、これから皆様のお世話にもなると思います。仕事を覚えようとする若い人が少ない左官業で、次の世代が育つということは非常に嬉しいことです。この左官工事の技術を今後の世代にも伝えていき、
お客様に本当にご満足いただける左官工事で一生涯のお付き合いができればと想っております。